10月1日に、風景写真BOOKS Artist Selectionの新刊、『若狭 あわいの地』が発売になりました。
「若狭 あわいの地」
著者:武藤茂樹(むとう・しげき)
体裁:横260ミリ×縦250ミリ・ハードカバー・112ページ
定価:3,570円(税込)
発売:2009年10月1日
お問い合わせ:
風景写真出版・TEL03-3815-3605
著者の武藤茂樹さんは、福井県小浜市在住。市内で代々営まれてきた写真館に生まれ育ち、大学時代は写真家・高田誠三氏に師事しながら、おもに大型カメラを駆使し、20年以上をかけて、この地の自然や地域の人々の拠り所となってきた古社寺、また古代から大切に受け継がれてきた仏像や文物を撮り続けてきました。
自然風景と仏像などの文化財が渾然一体となった作品群からは、若狭という地に住む人々の信仰心、独特の自然観が伝わってきます。「あわい」とは、あいだや重なりを意味する言葉。海と山、人と自然、暮らしと信仰……様々なものの“あわい”から、この地に流れる、穏やかでしみじみとした時間が感じられます。
作品集の一部は、
風景写真のウェブサイト、「出版物のご案内」ページから、PDFでご覧いただけます。ぜひチェックしてみてください!
[著者プロフィール]
武藤茂樹 Shigeki MUTO
1957年生まれ。福井県小浜市在住。'79年大阪芸術大学写真学科高田誠三ゼミを卒業。
'86年写真展「あらせ たば風 あいの風」(キヤノンサロン)、'95年写真展「風のあわい」(同)開催。
'09年10月、写真集『若狭 あわいの地』(風景写真出版)を上梓。