山河を染め上げる紅葉が列島を駆け巡るこの時期は、風景写真を愛する者にとって、もっとも心躍る季節の一つです。
しかし、華やかで目を引く被写体につい惑わされ……
いくらシャッターを切っても、その感動がなかなか写らない、という経験はありませんか?
それはひょっとして「美しい紅葉を撮った写真」で終わってしまっていることが一因かもしれません。
今号で特集するのは「紅葉プラス1」!
その美しさの先に何を見て、何を伝えようとするのか、その〝もうひとつ〟を心の裡に持つことで、写真は俄然、「伝わる写真」になる気がします。
野呂希一さん、佐藤尚さん、林幸恵さん、喜多規子さん、鈴木一雄さんの5名による、バラエティー豊かなギャラリーをお楽しみください!きっと素敵な発見があるはずです。
また、日々増え続ける写真データの保存と整理に困ってはいませんか?
今号の『風景写真』では読者の皆さまと写真家の皆さまに緊急アンケートを行いました。
皆さんのデータ保存と整理の方法がたくさん紹介されています。ぜひ参考にしてください!
さらには、第21回「前田真三賞」を受賞された朝田理恵さんの作品全30点も掲載です!
充実の内容でお届けする、11-12月号をどうぞお楽しみに!
『風景写真』2020年11-12月号
10月20日(火)発売
定価:2,100円(税込)
発行:風景写真出版(TEL 03-3815-3605)
(発売元:ブティック社)