全国に47の支部を持ち会員は約1400名。
日夜、まだ見ぬ風景を求め撮影に励み、お互いの写真を見せ合い切磋琢磨し、
情報交換をしながら風景撮影を楽しんでいます。
そんな地元を知り尽くしたJNP会員が「とっておきの撮影地」を、
富士フイルムのカメラ「X-T4」で撮影した素敵な写真とともにご紹介します!
第一弾は、日本風景写真協会「富山第二支部」さん。全3回でお届けします。
第1回:庄川峡(富山県南砺市)
FUJIFILM X-T4/XF16-80mm F4 R OIS WR/f11AE(1/500秒)/ISO800/JPEG(晴れ/Velvia)/三脚
【撮影地を教えてくれた方①】
川又 稔さん(JNP富山第二支部・支部長)
雪を纏った峡谷を遊覧船が滑るように進む様が北欧をイメージさせる。河口に近いため川幅が広く、ゆったりとした流れが独特のスケールある景観を作っている。近年はSNSでも人気で休日は混雑することも。雪があれば午前中が狙い目で、逆光気味の光線で峡谷に光が回り美しさが増す。
国道156号沿いのスノーシェッドの間から狙うことができるが、車道に出ないように十分注意すること。スノーシェッドの前後にパーキングスペースがある。
雪景色だけでなく、新緑や紅葉など四季を通じて魅力的な撮影地。近くの小牧港から遊覧船が、冬は一日3便出るが、時刻表を事前に確認すること。ただし、観光客がいないと遊覧船が出ないこともある。写真に写る赤い橋(長崎橋)からの眺めも素晴らしい。
【アクセス】北陸自動車道・砺波ICから国道156号を南下し約20分。
【近場でおすすめ!】このポイントからさらに車で国道156号を約30分南下すると、世界遺産の「相倉合掌造り集落」もある。
【トイレ】遊覧船の船着き場「小牧港」にあり。
【お問い合わせ】
砺波市商工観光課
TEL 0763-33-1397
【X-T4はどうでしたか?】
X-T3から使用していますが、撮影後にレタッチや調整をせずとも、イメージ通りの色が出るのが、富士フイルムのシステムの魅力だと思います! 色の抜けがよく、白が濁らずきれいで、若葉から深い緑まで、自然界にあるさまざまな緑をしっかりと描き分けてくれる点も素晴らしい!
カメラ内でTiffに書き出すことができるので、大伸ばしのプリント制作時にはかなり便利です。
(川又 稔)
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「日本風景写真協会・富山第二支部」
設立:2016年、会員:13名。
連絡先:川又さん TEL 090-7636-7151
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【撮影に使用したカメラ】富士フイルム「X-T4」
人気のX-Tシリーズの第4世代目。約2610万画素、Xシリーズのフラッグシップモデル。コンパクトさはそのままに5軸・最大6.5段のボディ内手ブレ補正機能を搭載し、バリアングル液晶を採用して、手持ちや動画でもアクティブで快適な撮影を可能にしてくれる。
[サイズ]W134.6mm × H92.8mm × D63.8mm[重さ]約607g
[実勢価格]¥224,950(税込)