全国に47の支部を持ち会員は約1400名。
日夜、まだ見ぬ風景を求め撮影に励み、お互いの写真を見せ合い切磋琢磨し、
情報交換をしながら風景撮影を楽しんでいます。
そんな地元を知り尽くしたJNP会員が「とっておきの撮影地」を、
富士フイルムのカメラ「X-T4」で撮影した素敵な写真とともにご紹介します!
第2弾は、日本風景写真協会「群馬支部」さん。全3回でお届けします。
第1回:あぶだ福寿草の里(群馬県下仁田町)
FUJIFILM X-T4/XF10-24mm F4 R OIS/f16AE(1/80秒・+1EV)/ISO800/JPEG(晴れ/Velvia)/手持ち
【撮影地を教えてくれた方①】
櫻井勝美さん(JNP群馬支部・支部長)
毎年、梅と福寿草の咲く2月から3月下旬頃に開園される。古くからこの地に咲いていた梅と福寿草を、地元のボランティアの方々が守り、運営している。
前景に生き生きとした福寿草を置き、背景に色の濃い梅林を入れて撮影ができる。のどかな春の訪れを感じることができるスポット。園内の斜面に福寿草が点在して咲いており、さまざまなアングルが狙える。
斜面は西向きのため、逆光で光が入り福寿草を背後から照らし、花の色もきれいに出る昼頃からの撮影がおすすめ。
福寿草の咲く斜面は傾斜がきつい所があるので、足元には気をつけたい。三脚は使用できるが、遊歩道からはみ出さないこと。
*その年の開園時期は下仁田町のホームページで確認のこと。
https://www.town.shimonita.lg.jp/geopark/m03/m01/m01/21.html
【近場でおすすめ!】車で10分ほどの距離に桜の撮影地で有名な「県立森林公園 さくらの里」があり、例年、5月の連休くらいまで桜が楽しめる。
【アクセス】
・[電車]上信電鉄「下仁田駅」で下車し、町営バス「中之岳線」にて「下虻田(しもあぶだ)」停留所下車、徒歩5分
・[車]上信越道「下仁田IC」または「松井田妙義IC」から20分
【トイレ】あり。
【お問い合わせ】
下仁田町観光協会
TEL 0274-67-7500
【X-T4はどうでしたか?】
X-T2を使用していますが、グリップの形状が変化していて、握ったときのフィット感が向上しました。また、うれしい進化ポイントとしては、バッテリーの持ちが非常に良くなりましたね! X-T2と比べて格段に長持ちするため、予備バッテリーが1つあれば、1日中撮影を楽しめます。
また、新たなフィルムシミュレーションモードも追加されており、特に「クラシッククローム」は、俄然、写欲がかき立てられる描写で、シャッター数が増えていまいました!
(櫻井勝美)
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「日本風景写真協会・群馬支部」
設立:2005年、会員:24名。
連絡先: TEL 090-1810-7891(櫻井さん)
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【撮影に使用したカメラ】富士フイルム「X-T4」
人気のX-Tシリーズの第4世代目。約2610万画素、Xシリーズのフラッグシップモデル。コンパクトさはそのままに5軸・最大6.5段のボディ内手ブレ補正機能を搭載し、バリアングル液晶を採用して、手持ちや動画でもアクティブで快適な撮影を可能にしてくれる。
[サイズ]W134.6mm × H92.8mm × D63.8mm[重さ]約607g
[実勢価格]¥224,950(税込)