全国に47の支部を持ち会員は約1400名。
日夜、まだ見ぬ風景を求め撮影に励み、お互いの写真を見せ合い切磋琢磨し、
情報交換をしながら風景撮影を楽しんでいます。
そんな地元を知り尽くしたJNP会員が「とっておきの撮影地」を、
富士フイルムのカメラ「X-T4」で撮影した素敵な写真とともにご紹介します!
第2弾は、日本風景写真協会「群馬支部」さん。全3回の最終回をお届けします。
第3回:奥四万湖(群馬県中之条町)
FUJIFILM X-T4/XF18-135mmF3.5-5.6R LM OIS WR/f8AE(1/1500秒・−1EV)/ISO640/JPEG(晴れ/Velvia)/手持ち
【撮影地を教えてくれた方③】
剣持弘美さん(JNP群馬支部)
四季折々、さまざまに美しい表情を見せる奥四万湖の冬の表情を切り取った一枚。
奥四万湖は、平成11年に完成した四万川ダムにより作られたダム湖。
〝四万ブルー〟と呼ばれるコバルトブルーから群青色の神秘的な色の水をたたえる湖で、
春は新緑、秋は紅葉、そして冬は雪景色や一部凍結した湖面とのコントラストが美しい人気の撮影スポット。
特に、これから5月の連休に掛けて、水没林が芽吹き、〝四万ブルー〟との競演が一層美しい時期を迎える。
湖を一周する道は一方通行になっている。道は広く駐車スペースもある。
クマやサルが出ることもあるので注意が必要。道路沿いにはクマ除けの鐘も設置されている。
【近場でおすすめ!】ここから車で20分ほど下ったところに、四万湖(中之条ダム)があり、こちらも新緑の季節は美しい。どちらも国道353号沿いなので、両方立ち寄るのがオススメ。
【アクセス】
・[車]関越自動車道「渋川伊香保IC」から国道353号経由で1時間15分
【トイレ】稲包せせらぎ公園にトイレあり
【アクセスなどのお問い合わせ】
TEL 0279-75-8814(中之条町観光協会)
【X-T4はどうでしたか?】
普段はフルサイズの一眼レフカメラを使っていますが、とにかく軽くてコンパクト、それでいてグリップが握りやすいのに感動しました。露出補正などもファインダーで確認しながらシャッターが切れるので、失敗が少なくイメージ通りの写真が撮れます。色もきれいで、レタッチがほぼ要らず、撮影時に作品の完成形が作れるのが魅力でした。
気軽に持って行けて、さっと撮れるので、心も軽くシャッターが切れました。
(剣持弘美)
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「日本風景写真協会・群馬支部」
設立:2005年、会員:24名
連絡先: TEL 090-1810-7891(櫻井さん)
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【撮影に使用したカメラ】富士フイルム「X-T4」
人気のX-Tシリーズの第4世代目。約2610万画素、Xシリーズのフラッグシップモデル。コンパクトさはそのままに5軸・最大6.5段のボディ内手ブレ補正機能を搭載し、バリアングル液晶を採用して、手持ちや動画でもアクティブで快適な撮影を可能にしてくれる。
[サイズ]W134.6mm × H92.8mm × D63.8mm[重さ]約607g
[実勢価格]¥224,950(税込)