全国に47の支部を持ち会員は約1400名。
日夜、まだ見ぬ風景を求め撮影に励み、お互いの写真を見せ合い切磋琢磨し、
情報交換をしながら風景撮影を楽しんでいます。
そんな地元を知り尽くしたJNP会員が「とっておきの撮影地」を、
富士フイルムの「X-T4」で撮影した素敵な写真とともにご紹介します!
第5弾は日本風景写真協会「埼玉支部」さん。全3回の2回目をお届けします。
第2回:大除沢(おおよけさわ)不動滝(埼玉県秩父市)
FUJIFILM X-T4/XF18-135mm F3.5-5.6R LM OIS WR/f10AE(1秒・−0.3EV)/ISO200/JPEG(晴れ/Velvia)/PL/三脚
【撮影地を教えてくれた方②】
林 有史さん(JNP埼玉支部)
滝の全長は全3段で50メートルあるが、下から見えるのは、3段目の10メートルのみ。ロープが張ってあり滝壺には入れないが、滝の手前にあるシンボルツリーが特徴的なため絡めて撮影したい。おすすめは緑がきれいな夏場の昼過ぎで、木漏れ日が差し変化を楽しめる。道はハイキングコースになっていて歩きやすい。
【アクセス】
関越自動車道「花園IC」から国道140号経由で1時間30分。遊歩道を通り徒歩15分。
【駐車場】
・滝入口に駐車スペースあり
【近くでおすすめ!】
・「大血川渓谷」国道140号を経由し東へ30分ほど行き大血川林道に入ると車止めがある。そこから15分ほど歩くと大血川渓谷の東沢に出る。釣り人しかいないような静かな美しい渓流で、名も無い小さな滝が点在している。紅葉や新緑など季節を通じて楽しめる場所。長靴があるとよい。時間あれば、東沢を撮影したあと、西沢もお勧めしたい。それぞれ違った変化が楽しめる。
【X-T4はどうでしたか?】
最初は重量感の無さに物足りなさを感じましたが、撮影画像を見ると、クリアな上、発色の美しさに驚きました。特に緑の色彩はこれまで使っていたカメラでは、表現できない自然な鮮やかさでした。
また、コンパクトさに加えてボディ内手ブレ補正機構がしっかりと効くため、手持ちで十分撮影できますし、軽量さは行動範囲を広げる武器になり、特に山岳写真を撮る際には、強味になると実感しました。
(林 有史)
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「日本風景写真協会・埼玉支部」
設立:2004年、会員:13名
連絡先:TEL 090-1506-8115/ katu.numano0312@jcom.home.ne.jp(沼野)
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【撮影に使用したカメラ】富士フイルム「X-T4」
人気のX-Tシリーズの第4世代目。約2610万画素、Xシリーズのフラッグシップモデル。コンパクトさはそのままに5軸・最大6.5段のボディ内手ブレ補正機能を搭載し、バリアングル液晶を採用して、手持ちや動画でもアクティブで快適な撮影を可能にしてくれる。
[サイズ]W134.6mm × H92.8mm × D63.8mm[重さ]約607g
[実勢価格]¥224,950(税込)