朝晩には気温もぐっと下がり、華やかに色づいた草木はにわかに趣を増し、
まさに有終の美を飾る季節がやってきます。
しかし、それは新しい物語の幕開けでもあります。
めまぐるしく入れ替わる舞台の中、写真家はひとり、何を感じ、何を見いだすのか。
今号では、辰野清さん、萩原れいこさん、山本一さん、松田直樹さん、戸ヶ崎年雄さん、福田健太郎さんという、それぞれに個性のある6名の作家による盛りだくさんのギャラリーをお届けします。
6人6様の美の表現をお楽しみください。
また、紅葉から初雪へと向かうこの移ろいの季節を、写真家はどう見つめているのか。
辰野清さんと福田健太郎さんのそれぞれのインタビューは必読です。
皆さんの撮影の参考になること間違いなしです。
さらに、昨年のフォトコンテスト年間グランプリを獲得した白井正明さんのギャラリー「夢幻泡影」も、コンテストとはまたひと味違った趣ですので、お楽しみに。
前田真三賞上位予選通過者のお一人、南佐和子さんの作品も掲載されています。
機材レポートには話題の新機種「FUJIFILM GFX50S II」が登場。
内容満載でお届けする11-12月号は10月20日(水)発売です!
『風景写真』2021年11-12月号
10月20日(水)発売
定価:2,100円(税込)
発行:風景写真出版(TEL 03-3815-3605)
(発売元:ブティック社)