朝晩に冷え込むようになり、燃えるようだった景色もさめ始めると秋は終盤。
いのちの気配が次第に衰え失われてゆくこの季節は、古来より人々の心を揺さぶり、さまざまな感情を誘い出す、
“芸術的インスピレーション”に満ちた時季でもありました。
今号では、「和の美の秋」と題し、余白を生かした大胆な構図や、省略による意匠的な表現など、
永く受け継がれてきた和の美意識でこの季節を表現した作品を特集します。
掲載作家(敬称略):野呂希一/中西敏貴/福田健太郎/辰野 清/萩原れいこ/高橋真澄
また、『風景写真』フォトコンテスト2025年度グランプリも発表します!
熾烈なランキング争いの中、今年はどなたが栄光に輝いたのか、結果をお楽しみに。
先日、さがみはら写真新人奨励賞の受賞も発表され、その動向が注目される中西敏貴さんのギャラリー
「WHERE WE COME FROM AND WHERE WE MIGHT GO」も掲載。
さらに、第24回前田真三賞[予選]通過上位3作品の①として、金沢靖広さんの「月光浴」も全10点を掲載します。
同作品は、10月30日(木)から新宿のギャラリー「シリウス」での「風景写真Award2025展」も展示されますので、合わせてご覧ください。
注目の機材としては、同クラスのレンズとして世界最軽量を実現したNikonの標準ズームレンズ「NIKKOR Z 24-70mm f/2.8 S Ⅱ」を星野佑佳さんにご紹介いただきました! Nikon使いの方にとっては必携のレンズになる予感大のレンズです。
その他、「フォトマッチインターカレッジ全国大会 in 網走」の模様もレポートします!
内容満載でお送りする『風景写真』2025年11-12月号は10月20日(月)発売です!